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90番目の夜

音楽と脳の研究紹介や、文献管理ソフトの人柱報告などしています。

さよならライプチヒ


というわけで、2年間のドイツ生活もいよいよ明日で終わりとなりました。
ライプツィヒでは音大みたいなところの人たちの協力の下、指揮者の指揮に
タイミングを合わせる際に脳内でどういう事が起こっているのか、という事を
調べたのですが、被験者集めの手際の良さが感動的でした。基本的にスタッフが
やってくれるのですが、MRIのスケジュールを元に電話したりメールしたりで、
ピアニスト以外という限定があったのにあれよあれよと15人くらいを数日で
見つけてしまいました。


もちろん全部が全部スムーズに進んだわけではなく、実験を始めたらパソコンが
突然止まり、その場にいる誰も解決策がわからなかったり、一番そういうのに
詳しいだろうと思われる人がちょうどそのときに休暇を取っていたりという事も
ありましたし、その他にも休暇関連ではかなり時間をムダに過ごしました。


まあそこら辺は、どんなものにも良いところと悪いところがあるわけで。


でも一番良かったのは、同じようなことをやっている人たちに会えたという
事でしょうか。音楽関連の研究をしているというだけでもレアなのに、それで
研究グループを持っている人がいて、私の研究にも色々と助言をくれたのが
とてもうれしかったです。また彼だけでなくほかの同僚もオープンな人たちで
1,2回しか顔を合わせていない私にも「その後実験はどう?」とか気軽に
話しかけてきたのもうれしかったですね。


生活の面では、銀行口座を作ったときに別人の口座番号でカードが作られたり、
私が来たころにはもう始まっていたライプツィヒ大学の工事がいまだに終わって
いなかったり、スーパーのレジが一つしか動いておらず客が行列を作っているのに
他のレジを開けたりせずに放置されたり、1,2分ですが時間前に列車が出発したりと、
カルチャーショックを感じる時も何度かありましたが、特に改善しようともしない
(ように見える)日本と違ったユルさは、慣れるとそれはそれで良いんじゃないかとも
思えてきます。




4月からは京都でまたポスドクをやることになりました。
幸い次の職場も人間を対象とした聴覚系のラボなので、
音楽についての研究を続けていきます。
それに伴い、またポツポツとこのブログも書いていきますので
これからもよろしくお願いいたします。<(_ _)>