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90番目の夜

音楽と脳の研究紹介や、文献管理ソフトの人柱報告などしています。

ハトとヒトの違い

Pigeons beat humans at solving puzzle
(msnbc.comより)

ある種の課題では人間はハトにも負けるようです(笑)


モンティ・ホール問題として知られる確率の問題は、直感的に正しいと思う
解答と論理的に正しい解答が異なる問題として知られています。


リンク先のWikiを見てもらえば一番分かりやすいですが、3つのドアのうち
一つだけ当たりのドアがあって、どのドアが当たりかを予想するのですが、
一度ドアを指定した後で残りの2つのドアのうちどちらかが開けられます。
これはもちろんハズレのドアが開けられるのですが、その後再びドアを選択
し直すチャンスが与えられます。


直感的には、2回目のドア選択は2択なので確率は五分五分だし、どちらのドアを
選んでも同じじゃないかと思うところなのですが、論理的には2回目のドア選択
では以前に選んだものとは違うドアを選ぶべきなのだそうです。


Wikipediaを読んでも今イチ納得できなかったんですが(汗)、この問題が
ある雑誌のコラムで紹介されたときも1万通以上の手紙が出版社に届き、
その9割以上が論理的な解答を「間違ってる」と指摘していたそうです。


ところが、これと似たような問題をハトにやらせたところ、1ヶ月の訓練後には
2回目のドアを選択する際に最初とは違うドアを選ぶ割合が90%以上になりました。
その一方、人間の被験者の場合は200回のテストを経てもその割合は70%にも
届かなかったという研究が紹介されています。


面白いことに、大人よりも子供の方がこの論理的な解答を受け入れやすいようで、
これは、我々が成長するにつれて身につけていく"考え方"のフレームがこうした
問題ではジャマをしているのかもしれない、と記事は述べています。




ハトはピカソの絵とモネの絵を区別できるという研究もありますし、
あるいは意外と頭が良かったり。