音楽に関する話題
Frontiersに音楽やダンスも含めたneuroentrainment(神経同調?)のResearch Topicを見つけたのですが、そういえば最近リズム知覚に関わる論文を目にすることが多い気がします。ひょっとして今の流行かなと思うので、「乗るしかない このビッグウェーブに!…
Positive Mood Allows Human Brain to Think More Creatively (Science Dailyより) 気分のいい時は仕事も面白いように進み、逆に気分が沈んでいる時には なかなか仕事にも集中しづらいと感じることは誰にでもあると思いますが、 こうした気分と人間の行動…
先週からfMRIを使った実験を始めているんですが、本番前のテストでは問題なく 動いていたプログラムが本番で突然止まったり、MRIを操作するコンピュータが フリーズしたり、ありえんだろーというハプニング満載でがんばっています。そんな感じなので、今イチ…
The Library of Congress: Music and the Brain アメリカ議会図書館(The Library of Congress)は一億点を越える視聴覚資料を有する 世界最大規模の国立図書館で、日本の国会図書館もここをモデルに作られたそうです。 この図書館ではなんと1970年代からネ…
<日本音楽コンクール>バイオリンで中学生1位 26年ぶり (Yahoo!ニュースより) 日本の音楽界への登竜門、第79回日本音楽コンクール(毎日新聞社、NHK共催、特別協賛=三井物産)の本選会シリーズが23日、東京オペラシティで始まった。初日はバイ…
第二次世界大戦中のナチスドイツが行ったことに対して、ドイツ人自身の考えを 同僚に聞いてみたいと常々思っているのですが、なかなか気軽に聞けるものではなく いつも迷っています。 イスラエルの管弦楽団、独バイロイト音楽祭で初演奏へ (ロイターニュー…
Music on prescription could help treat emotional and physical pain (EurekAlert!より) 音楽がどうして感動をもたらすのかは、研究者だけでなく多くの人にとって 疑問ですが、イギリスの研究者たちは最新の音響的な分析機器や数学的 なモデルを用いてそれ…
USB接続のガジェットでPC/iPad上の楽譜をめくることができる『AirTurn』 (百式より) AirTurnは、PC上の楽譜をめくるためのUSBガジェットだ。これがあれば足下でペダルを踏むだけで楽譜をめくっていくことができる。手を使う必要がないので演奏の邪魔をする…
8歳のジャズピアニスト、ネットでも注目 独習で腕磨く (Asahi.comより) 8歳のジャズピアニストが埼玉県西部で公演を開き、ネット上でも注目されている。毛呂山町立泉野小学校3年の奥田弦君だ。ジャズやクラシックの名曲を軽やかに、時に力強く弾きこな…
Complex nonlinguistic auditory processing? (Music Mattersより)毎月1度くらいの低頻度更新でおなじみのMusic Mattersから、New York Timesに 載ったAniruddh D. Patel博士のインタビューが紹介されています。 Exploring Music's Hold on the Mind (New Y…
Hey Jude: Get That Song out My Head! (Science Dailyより) 以前地下街を歩いていたら、突然頭の中でキャンディーズの「年下の男の子」が 浮かんできて、しばらくそれが頭から離れず困ったことがありました。 おそらくほとんどの人がこういう風に頭の中で…
What makes music sound so sweet (or not) (EurekAlert!より)Music Listeners Like Harmony's Math (Scientific Americanより) なぜ特定の音程、例えば完全5度(ドとソ)はきれいな音程に感じられるのに、 長2度(ドとレ)はきれいな音程とは感じられな…
iPS細胞から耳有毛細胞再生 難聴原因、マウスで成功 (asahi.comより) 音の聞き取りに重要な耳の有毛細胞を、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作ることに、米スタンフォード大の大島一男講師らがマウスで成功した。マウスでも耳や目など感覚器に関連する細…
Can reading program notes reduce your enjoyment of music? (Music Matters より) クラシックのコンサートに行くとき、プログラムの解説やはさんであるチラシを 見るのがけっこう好きです。曲の構成や背景、時には団員の話なんかが 載っていて読んでいて…
Brain Makeover. (Scientific Americanより) 若い音楽家がタクシーの運転手にカーネギーホールまでの道を聞いたら 運転手は「練習、練習、練習だよ」と言ったという小話がありますが、 プロの音楽家ともなるとやはり毎日長時間練習しているんでしょうか。 …
現在マックスプランク研究所には若手をリーダーとした小さな研究グループ がいくつかあります。その中の一つに音楽認知を研究するグループがあり、 そこのリーダーであるDr. Peter Kellerは数週間に一度の割合で国外から 音楽関係の研究者をトークに招いてい…
Neuroscientist: Think twice about cutting music in schools. (EurekAlert!より) American Association for the Advancement of Scienceという会議で、音楽教育が 子供の発達に与える影響についてのトークがありますよ、というニュースです。 トークを行…
タイトル通りですが、一体どれだけあるかちょっと調べてみました。 まずは「音楽をテーマとした研究をしている研究室」から。 中島研究室ホームページ 音楽というよりは広く聴覚を対象としていますが、心理学の世界ではよく知られた方ですね。 ホームページ…
Making Braille Music Universally Accessible (Science Dailyより)点字で楽譜が書けるという事も初めて知ったんですが、今までは盲目の音楽家に とっても点字楽譜はなかなか利用しづらい状況であったようです。そこでIT技術を 使って世界中の人たちが簡単…
What Exalts Stradivarius? Not Varnish, Study Says (NewYork Timesより) バイオリンの名器といえばストラディバリウスが有名ですが、彼は17世紀イタリアの 弦楽器製作者で、多くのプロ音楽家が彼の作った楽器を弾いています。 日本人で言えば、諏訪内…
宮田大さん、日本人初の優勝=チェロの国際コンクール 【パリ時事】世界のチェロ奏者の登竜門、ロストロポービッチ・コンクールの最終選考会が7日、パリで行われ、栃木県出身の宮田大さん(23)が優勝した。同コンクールでの日本人の優勝は初めて。 宮田さん…