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90番目の夜

音楽と脳の研究紹介や、文献管理ソフトの人柱報告などしています。

人柱的文献管理ソフト探索紀行 その2

さて、文献管理の人柱報告第2弾はEvernoteです。


第1弾Zoteroを試してみましたが、今回のEvernoteはZoteroと似たような
機能を持ち、Webページをスクラップブックのように保存できます。
さらに画像(JP、PNG、GIF)と音声(MP、WAV)、PDFとデジタルインクファイル
(手書き文字認識に使うファイル?)をそのページに添付することができます。
(ちなみにテキストファイルも添付はできました。あまり意味ないだろうけど…)



Zoteroと違ってこちらは独立したソフトウェアなので、インストールすれば
ブラウザを使わずどのPCでも使えます(FireFox用のアドオンもあります)。
Evernoteの詳しい説明についてはこちらをどうぞ。




使い方としては、まずEvernoteをインストールしてアカウントを登録します。
あとはEvernoteで新規ノートを作ってそこにPubMedやHighwireのページを
スクラップしていき、PDFファイルがあれば添付していく、というやり方です。
やり方自体はZoteroとほとんど同じですね。


FireFoxならEvernote WebClipperというアドオンを入れればクリック一つで
WebページをEvernoteに送ることができますし、アドオンを入れていないFireFox
Internet Explorerでもメニューの「ツール」→「Add to Evernote」でWebページを
送ることができます。あとはEvernoteに送られたページ上で右クリックして
「ファイルの添付…」を選んで添付したいPDFを選択すれば、同じページ上に
PDFファイルが置かれます。とても簡単。



メリット

・読み込んだページを色々といじれる。いらないテキストや広告リンクを
 消したりできるのが便利。
FireFoxがなくても使え、複数のPCで共有できる。(添付ファイルも含めて)
・ノートブックによる管理(フォルダに分けるのと似たような概念?)と
 タグ管理の両方が可能。
・EvernoteのWebサイトにもデータはアップロードされているので、Evernoteを
 インストールしていないパソコンでもWebサイトから同じように使える。
・共有のための容量が毎月40MBずつ増える。
 (ずっと増えていくんでしょうか?それとも上限がある?)

デメリット

・添付できるファイルが画像、音声、リンク、PDFに限られている。
 (有料会員になると制限がなくなるみたいです)
・共有のためのアップロード容量が最初は40MBしかない。
・あるはずのキーワードがヒットしないなど、日本語の検索機能が少し心配。
 (この前Evernoteの日本語化がされたという事なので、変わったかも?)


これらは文献管理だけに的を絞ればあまりデメリットではないですね。
それよりも、私はFireFoxとEvernoteのアドオンを使っているのですが、
Highwireの検索結果のページはクリック一つで問題なく読み込めるものの、
PubMedの検索結果は「ノートを作成できません」となって読み込めません。
PNASもダメでした。テキストなどをコピーしてノートに貼り付けることが
できるので何とかなりますが、webサイトのデザインによってはそのまま
取り込むことができないものもあるということ?


Googleで探してみても同じような症状が見つからないので、
私だけなのかもしれませんが…




それはさておき、個人的にはZoteroよりも気に入っています。というのも、
私の小さなパソコン(パナソニックのCF-R8)ではFireFox上でZotero
開くだけで画面の半分以上が埋まってしまうのでスクラップしたWebページ
を開いても見えない…
上で書いたような欠点もありますが、評価としては星4.5くらい。


ちなみに:
Evernoteのような個人用スクラップブック「KeepNote


こんなのもあるようです。